注染てぬぐいの色落ちについて - 2012.12.18 Tue
注染てぬぐいの特性である、”色落ち(退色)”について・・、
感じていることを書いてみようと思います。
注染てぬぐいは、染料を使っています。
顔料を生地にのせるプリントや手捺染と違い、直接生地にしみ込ませて染めています。
そのため、洗濯を重ねると色落ちが生じます。
染料は色によって、退色が目立つもの、そうでないものがあります。
濃い色は、洗濯してもあまり色味が変わりませんが、
少し薄い色は、洗濯を重ねると色味が変わってきます。
又、暖色系の色より、ブルー・グリーン等寒色系の色が退色が目立つように思います。
洗濯で同じだけ染料が流れても、色味の変化に気付きやすいかどうかの違いかと思っていますが、
私自身が染色をしていた時には、ブルー系の色は定着しにくかったという事もありました。
panoの手ぬぐいでいうと・・
濃い色、おかめの”えんじ”や文鳥の”あいいろ”は、
まずそう簡単には変化がありません。
一方、せきせいやぼたんは、洗濯による変化が解りやすいです。
文鳥の”うすべに”・おかめの”からし”の色味では、退色はあまり感じられません。
注意が必要なのは、直射日光!です。
ギラギラの太陽のもと、真夏の外干し・・
これをくりかえしますと、せきせい等薄めの色の手ぬぐいはイチコロです。
すぐに退色してしまいます。
洗濯を重ねて、生地ともに風合いが出ての退色はとっても愛おしいものですが、
日光による退色は、生地の風合いが追いつかずに少し残念です。
濃い色は日光にも強いのですが・・
洗濯の際は気をつけて下さいませ!
私は基本的に注染の退色は、良さ・面白さだと感じており、
プラス面ととらえております。
くったりして色があせた手ぬぐいが大好きなのです(∧−∧)
染色も奥が深いので、工房によっても使う染料によっても、すこしづつ状況がかわるのだと思います。
私も、もっともっと追求して、
より良いクオリティーの手ぬぐいをリリースできればと常々考えております。
我が家のpano手ぬぐいたち。
沢山使って育成中です♪

感じていることを書いてみようと思います。
注染てぬぐいは、染料を使っています。
顔料を生地にのせるプリントや手捺染と違い、直接生地にしみ込ませて染めています。
そのため、洗濯を重ねると色落ちが生じます。
染料は色によって、退色が目立つもの、そうでないものがあります。
濃い色は、洗濯してもあまり色味が変わりませんが、
少し薄い色は、洗濯を重ねると色味が変わってきます。
又、暖色系の色より、ブルー・グリーン等寒色系の色が退色が目立つように思います。
洗濯で同じだけ染料が流れても、色味の変化に気付きやすいかどうかの違いかと思っていますが、
私自身が染色をしていた時には、ブルー系の色は定着しにくかったという事もありました。
panoの手ぬぐいでいうと・・
濃い色、おかめの”えんじ”や文鳥の”あいいろ”は、
まずそう簡単には変化がありません。
一方、せきせいやぼたんは、洗濯による変化が解りやすいです。
文鳥の”うすべに”・おかめの”からし”の色味では、退色はあまり感じられません。
注意が必要なのは、直射日光!です。
ギラギラの太陽のもと、真夏の外干し・・
これをくりかえしますと、せきせい等薄めの色の手ぬぐいはイチコロです。
すぐに退色してしまいます。
洗濯を重ねて、生地ともに風合いが出ての退色はとっても愛おしいものですが、
日光による退色は、生地の風合いが追いつかずに少し残念です。
濃い色は日光にも強いのですが・・
洗濯の際は気をつけて下さいませ!
私は基本的に注染の退色は、良さ・面白さだと感じており、
プラス面ととらえております。
くったりして色があせた手ぬぐいが大好きなのです(∧−∧)
染色も奥が深いので、工房によっても使う染料によっても、すこしづつ状況がかわるのだと思います。
私も、もっともっと追求して、
より良いクオリティーの手ぬぐいをリリースできればと常々考えております。
我が家のpano手ぬぐいたち。
沢山使って育成中です♪

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せきせい手ぬぐい一年目 - 2012.07.25 Wed
panoの手ぬぐいが、販売されてから1年が経ちました。
せきせいの手ぬぐいを、とにかく使い倒して使い倒して一年目。
かなりいい風合いになっております。
そろそろ引退させようかなー、と思いつつ、
肌触りの良さに愛着がわいてしまって。ついつい使い続けております。
生地は細い糸を使っているので薄いのですが、
岡生地の良さは、使い続けた時のふわふわ感にありますよ☆

赤ちゃんも生後2ヶ月になり、よだれも出てきて・・
手ぬぐいが大活躍中です。
暑いけど、何もかけないと心もとないので、薄い手ぬぐいをお腹にかけています。
この子もかるると仲良くなってくれます様に。
鳥種にもよるかと思いますが、
赤ちゃんと中型以上のインコちゃん、どうも関係が上手くいかない事が多いようです。
我が家もしかり。色々ありました。
そんな話も又アップしていこうと思います。
皆さんのところはどうなのでしょうか・・?
pano一年目、皆様に支えていただいてここまでこれました。
感謝の気持ちをこめて、ささやかですがプレゼント企画も考え中です。
製作の時間が限られているので、相変わらずのんびりペースですが、、
気長〜に待っていてやって下さい!
せきせいの手ぬぐいを、とにかく使い倒して使い倒して一年目。
かなりいい風合いになっております。
そろそろ引退させようかなー、と思いつつ、
肌触りの良さに愛着がわいてしまって。ついつい使い続けております。
生地は細い糸を使っているので薄いのですが、
岡生地の良さは、使い続けた時のふわふわ感にありますよ☆

赤ちゃんも生後2ヶ月になり、よだれも出てきて・・
手ぬぐいが大活躍中です。
暑いけど、何もかけないと心もとないので、薄い手ぬぐいをお腹にかけています。
この子もかるると仲良くなってくれます様に。
鳥種にもよるかと思いますが、
赤ちゃんと中型以上のインコちゃん、どうも関係が上手くいかない事が多いようです。
我が家もしかり。色々ありました。
そんな話も又アップしていこうと思います。
皆さんのところはどうなのでしょうか・・?
pano一年目、皆様に支えていただいてここまでこれました。
感謝の気持ちをこめて、ささやかですがプレゼント企画も考え中です。
製作の時間が限られているので、相変わらずのんびりペースですが、、
気長〜に待っていてやって下さい!
クリスマスの夜に。 - 2011.12.08 Thu
生地考 - 2011.11.18 Fri
今回は手ぬぐいの生地について。
ホームページにも、生地についての基本的な説明をのせていますが、
ブログでは私の主観で、それぞれの特徴を書こうと思います。
panoで現在取り扱っている生地は、3種類。
サンプルの生地を取り寄せながら、洗濯を重ねた時の感じまで検討して、
いいな!と思う物を選んでいます。
どれも私のこだわりが詰まってます!
ではでは、まずは・・
”特文生地”(上総理とも言います)

私が、これぞ手ぬぐい!と思う生地です。
厚めでしっかりしているので、吸水性もばっちりです。
そしてなんといっても、ざっくりした生地感、味があります。
家でのタオルがわり、夏の子供のお昼寝にお腹にかけたり・・使いやすいです。
続いて・・
”岡生地”

少し薄手で、携帯しやすいです。
私は、よくハンカチ代わりに持ち歩いています。
この生地は、洗濯を重ねると、ふわふわとガーゼの様に柔らかくなります!
その状態が気持ちよく、とても気に入っています。
子供のお顔ふきも、これでばっちり。
最後に”特岡”
この生地は、浴衣地等にも用いられる生地で、少し幅広です。
薄手でしっかりしていて、特文・岡生地よりも、布!という感じがします。
私は、タオル・ハンカチがわりにも、もちろん利用していますが、
ギフトラッピングに使うと、見栄えが良く素敵です。
どの生地も、手ぬぐい。
用途もどれかが何かに不便・・という事はないのですが、
それぞれの生地を感じながら使ってみると、
手ぬぐいが、さらに楽しいです。
同じ手ぬぐいの生地でも、染めあがりの色と同じく
納品の度に少しずつ違いがあったりします。
自分がデザインしたものが、
布や染めの力を借りて想像以上の物になっていく。
昔、自分で染めていた時から感じている、染の素晴らしいところです。
手仕事、万歳!
ホームページにも、生地についての基本的な説明をのせていますが、
ブログでは私の主観で、それぞれの特徴を書こうと思います。
panoで現在取り扱っている生地は、3種類。
サンプルの生地を取り寄せながら、洗濯を重ねた時の感じまで検討して、
いいな!と思う物を選んでいます。
どれも私のこだわりが詰まってます!
ではでは、まずは・・
”特文生地”(上総理とも言います)

私が、これぞ手ぬぐい!と思う生地です。
厚めでしっかりしているので、吸水性もばっちりです。
そしてなんといっても、ざっくりした生地感、味があります。
家でのタオルがわり、夏の子供のお昼寝にお腹にかけたり・・使いやすいです。
続いて・・
”岡生地”

少し薄手で、携帯しやすいです。
私は、よくハンカチ代わりに持ち歩いています。
この生地は、洗濯を重ねると、ふわふわとガーゼの様に柔らかくなります!
その状態が気持ちよく、とても気に入っています。
子供のお顔ふきも、これでばっちり。
最後に”特岡”
この生地は、浴衣地等にも用いられる生地で、少し幅広です。
薄手でしっかりしていて、特文・岡生地よりも、布!という感じがします。
私は、タオル・ハンカチがわりにも、もちろん利用していますが、
ギフトラッピングに使うと、見栄えが良く素敵です。
どの生地も、手ぬぐい。
用途もどれかが何かに不便・・という事はないのですが、
それぞれの生地を感じながら使ってみると、
手ぬぐいが、さらに楽しいです。
同じ手ぬぐいの生地でも、染めあがりの色と同じく
納品の度に少しずつ違いがあったりします。
自分がデザインしたものが、
布や染めの力を借りて想像以上の物になっていく。
昔、自分で染めていた時から感じている、染の素晴らしいところです。
手仕事、万歳!